外資系企業で働くというと、成果主義で能力がないとすぐ解雇されるのでは?と思う人も少なくないと思います。
社長や役員クラス(例えば本部長以上など)になるとより成果重視になりすぐに解雇になるケースもあります。期待値が高い分だけ短期間で成果が上がらなければダメなんです。
そのような厳しいケースはさておき、普通に外資系企業で働くにはどのようなことが求められるのでしょうか?
外資系企業に向いている人の基本
外資系企業に向いている人、向かない人。日々の仕事でどのようなことが求められるのか?
それは、自分で実務をこなせるかどうかです。よく、hands-onという言葉を使いますが「現場で実務に携わる」という意味です。
シンプルなことなんですが、例えば会議でのプレゼンセーション。パワーポイントを使って言いたいことを形にして自分で資料を作れるか?
場合によっては会議の直前やその場で手直しすることもあります。日本語であっても英語であってもそれは同じです。
外資系企業では、アシスタントや部下がエクセルやパワーポイントで資料を作って準備をするケースはあまりありません。エグゼクティブも含め資料は自分で作るというのが一般的です。
別の例で言うと、経費精算や案件管理など社内システムを使って閲覧や入力まで自分でサクサクこなさなければなりません。今までやったことがない事も人の助けなしに自力で業務を行うことも多いですね。
営業ならばSalesforce.comという顧客案件管理ツールを使うケースもあるでしょう。他のツールを使う企業もあります。私も初めは面食らいましたが、簡単なウェブトレーニングを受けた後は自力で実践あるのみ!
また、どんどん現場に出向いて自らコミュニケーションする行動力も必要。会議で発言しないで座っているだけというのはいただけません。
まとめ
外資系企業で働くのに向いている人は、ズバリどの役職でも自分で実務をこなし(ハンズオン)ながら積極的に行動・発言できる人です。
そうでなければ外資系企業で働くのには向いていないと言えるのではないでしょうか。
こんな事を書くと、もしかして外資系企業は無理か…と肩を落とす人もいるかもしれませんが、思うほど敷居は高くはないはず。
狙っている企業に知り合いがいれば、社風や内情を聞いてみるのが一番です。
リクルーター(人材紹介会社)を使って企業風土など会社の様子を伺うこともある程度できます。自分に合いそうな会社やポジションを紹介してもらいましょう。
彼らもビジネスですから、一人でも多く企業とマッチングしたいはず。自分の目を養いながら、前向き積極的にいきましょう!
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